カテゴリ:読む( 59 )
Future reading?
"Refugee Child" by Bobbie Kalman
Looks interesting.
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by bramble | 2006-07-28 13:10 | 読む
また衝動買い。
よしもとばなな『ハゴロモ』
ガース・ニクス『サブリエル 冥界の扉 上』
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by bramble | 2006-07-28 02:54 | 読む
"The Merchant of Venice"
『ベニスの商人』
シェークスピアなんか読んでみる。
よく考えてみたらばちゃんと読むのは初めてかもしれない。ラム姉弟の『シェイクスピア物語』は昔読んだことがあるけれど。

アントーニオは高潔でユダヤ人のシャイロックは悪人であるかのように描かれているけれど、公平にみたらアントーニオも相当ヤな奴だなと思う。シャイロックに向かって「異教徒だ、人殺しの犬だ」と罵り、その上着に唾を吐きかけたっていうんだもの。

ポーシャの台詞。
「言うは易しよ。なにがよいことか、知っているだけで実行できるんだったら、小さな礼拝堂は大きな教会となり、みすぼらしい貧乏人の家は立派な応急になるわ。自分の教えに従うことができるのは立派な聖人。なにをなすべきかみんなに教えることぐらい、私だってできる。でも自分の教えを実行するのはむずかしいわ」
"If to do were as easy as to know what were good to do, chapels had been churches, and poor men's cottages princes' palaces. It is a good divine that follows his own instructions; I can easier teach twenty what were good to be done than to be one of the twenty to follow mine own teaching. "

シェークスピアの綴りはちょっと難しい。
William Shakespeare.

さて、シェークスピアを気軽に楽しみたい人には是非これをお勧めしたいです。
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by bramble | 2006-07-19 01:29 | 読む
衝動買い
本屋に行くと、つい。

アゴタ・クリストフ『文盲』
あっという間に読んでしまった。
予想通りの内容。
(だからといってつまらなかった訳ではない。)
小説『昨日』が改めてああなるほどと思える。

斉須政雄『調理場という戦場』
フランス料理店のシェフのエッセイ。
プロの仕事についての話というのは面白いものだけれど
料理という分野での話は特に好きだ。(だからつい買ってしまう。)
最初の方を少し読んだだけだけれど、これもなかなか面白い。

松下和弘『ミネラルウォーター完全ガイド』
水がちょっと気になって。
ぱらぱらっとめくってみたら、日本のミネラルウォーターも
ずいぶん種類があるんだなあと感心してしまった。

シェイクスピア『新訳 ヴェニスの商人』
学校の教科書に出てきたのは覚えているけれど、
考えてみたらばちゃんと読んだことがないのだった。

杉浦日向子『お江戸でござる』
NHKの番組『お江戸でござる』で杉浦日向子がいつも
解説をしていたのだっけ。
好きだったんだけれどなあ、杉浦日向子。
彼女も亡くなってしまって、残念。

ところで、プロの仕事。
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by bramble | 2006-07-14 04:03 | 読む
『オリガ・モリソヴナの反語法』
米原万里が亡くなったことを嘆いたのはいつだったか。

今日たまたま立ち寄った本屋で彼女の小説『オリガ・モリソヴナの反語法』が平積みされているのを見かけて思わず買ってしまった。
まだ読み始めたばかりだけれど(帰りの電車の中で読み始めたので)最初からぐいぐいと引き込まれてしまう。主人公の志摩は米原万里自身の投影だと思われるけれど、実際の体験に基づいて描かれているせいか登場人物はみなとても生き生きとしていて、最初から自分自身が志摩を通して実際にものごとを体験しているかのような錯覚さえ覚える。

それにしても、米原万里が亡くなったのは本当に惜しい、としかいいようがない。
今後の作品を楽しみにするということができなくなってしまったのだから。
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by bramble | 2006-07-09 04:10 | 読む
Kristóf Ágota
アゴタ・クリストフとして知られている作家は出身地ハンガリーではクリシュトーフ・アーゴタなのだった。

土曜日、ハンガリー語教室のあと伸びすぎた髪を切りに下北沢へ。
早めに着いたので書店に行って、やっと探していたアゴタ・クリストフの『ふたりの証拠』を見つける。これで『第三の嘘』も読めるぞと嬉々として購入。

ついでにデュ・モーリアの短編集『鳥』を買う。
『レベッカ』は映画で知っていたけれど(たしか「昨日、マンダレイの夢をみた...」というような主人公のナレーションで始まるのではなかったっけ)、原作は読んだことがなく、デュ・モーリアの名前とも結びついていなかったしまして彼女(だということも知らなかった)の名前がダフネであることも知らなかった。
『レベッカ』も『鳥』もヒッチコックが映画化していたのね。
ということでちょっと面白そうかなと思っての衝動買い。
(本に関しては衝動買いじゃないことの方が少ないかも。)

『ふたりの証拠』はあっという間に読み終えてしまった。
固有名詞が一切登場しない『悪童日記』とはだいぶ趣を異にする表現になっているけれど、双子が分かれてからのその後を描くことで登場人物へのアゴタ・クリストフ自身の投影はいっそう色濃くなっているように思う。
1956年のハンガリー動乱の際に祖国ハンガリーを捨ててスイスに亡命。
本を読んだり文章を書いたりするのが好きな人間がいきなり知らない言葉の中に投げ込まれる。たとえ亡命自体は本人の選択だったにせよ、言葉においては投げ「こまれた」といって言いと思う。(彼女の自伝のタイトル『文盲』から考えても間違ってはいないと思う。)

まるでふたりでひとりであるかのように親密な関係にある双子。
それが国境のこちら側と向こう側に引き裂かれたということはそのままクリストフ自身がふたつに引き裂かれているようだ。自分の祖国、自分の言葉から引き裂かれるその痛み。
祖国にとどまっていたらそのままどうなっていただろうと考えずにはいられなかっただろうし、かといって祖国に留まっていたからといって生活は楽でも幸せでもなかっただろう。亡命先での生活もまた楽ではなかったはずだ。
年月を経て、再会してももはやふたりに共有できるものはなく、祖国に戻ってもそこに自分の残してきたものを再び見出すことはない。
『ふたりの証拠』と『第三の嘘』、そのどちらにも絶望ともとれる灰色の空気が流れている。
亡命先にも祖国にも、自分のいるべき場所がない。
(そう、『第三の嘘』もあっという間に読み終えたのだった。)

私はクリストフの作品が好きだ。なにか非常にひきつけられるものがあるから。
作品そのものというよりはクリストフが何を伝えようとしているのだろうと考えずにはいられないところが。

それにしても、『ふたりの証拠』の帯に書かれている煽り文句はいただけない。
必読!読書界に感動の嵐を巻き起こした『悪童日記』奇跡の三部作
私がひねくれているのかもしれないが、「感動」と書かれているのを読むだけで読みたいという気力が萎えるのだ。そこに「奇跡」なんていう言葉が付け加えられた日には、である。

映画や本が「感動」されているだけで「そう簡単に感動するものか」と思ってしまう...私はやっぱりへそ曲がりなんだろうなと思う。
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by bramble | 2006-07-04 01:20 | 読む
読書記録
どうもまだ時差ぼけが解消していなくて、変な時間に目が覚める。
今日だって目が覚めたのは3時過ぎ。(もちろん早朝の。)

アゴタ・クリストフの『昨日』を読了。
出張前に読みかけてそのまま忘れてた。
面白かった。
主人公は男性だけれど、その背後にクリストフ自身の姿が見え隠れする。
特に後半。
彼女の作品を読んでいると、人は結局あるひとつのことを書きたくて書くのかなあと思う。

水曜日に会社の机の上に大きな包みが置いてあった。
なんだろうなあと思ったら、少し前にイギリスの古書店に注文したMiss Readの本2冊だった。
"Emily Davis"と"The World of Thrush Green"。

大学生のときに初めてイギリスに行って、Cambridgeの今はなきHeffers書店でであった本。
それがMiss Readの"Village School"だった。
Miss Readのページの作品一覧を見てみると、ほとんどの本は持っていることに気がついた。
今回の2冊は偶然見つけたのだけれど、存在そのものを知らなかった作品。
今まで買い集めたのはペーパーバックだけれど、この2冊はハードカバー。
でも、まだ知らなかった作品がいくつか。

Hobby Horse Cottage (1973)
Hob and the Horse Bat (1974)
Animal Boy (1975)

まだどこかで手にはいるかしら?

The English Vicarage Garden: Thirty Gardens of Beauty And Inspiration (1988)
Miss Read's Country Cooking: Or, to Cut a Cabbage-Leaf (1992)

この2冊も読んでみたいなあ。

早速"Emily Davis"を読み始めた。
いつも寝る前に少しずつ。
Fairacreシリーズの最初の1冊、"Village School"でMiss Readが新しく村の学校長として赴任してきたときにはすでに亡くなっていたという設定のEmily DavisはMiss Clareの少女時代からの親友。"Miss Clare Remembers"にも少しでてくるけれど、この本ではEmily Davisその人が中心に描かれている。面白くてすいすい読めてしまう。

"Village School"はたしか角川文庫から『村の学校』という題で邦訳が出ているけれど、一度読んでみてがっかりした。なんだか訳が(特にMiss Clareの話方が)オリジナルを読んでいて受けたのとぜんぜん違う印象を与えるものだったから。

~~~~~~
追記:Heffersを「今はなき」って形容しちゃったけど、ひょっとしてまだある?
昔はCambridgeの町中に数件あったけれど、何年か前に行ったらば見当たらなくて(代わりにWaterstonesの黒字に金の看板が目に入ってショックだったのだ)...と記憶しているんだけど。
Google検索して、HeffersのウェブサイトへというリンクをたどるとなぜかBlackwellというOxfordの書店のサイトが出てくるし。
あ、でも、こうやってまだ書店リストがあるっていうことは、Blackwellの傘下に入って生き延びているのだろうか?そのうち行って確かめなくちゃ。(笑)
Googleの地図にもまだでてるし。

HeffersはCambridgeの老舗の本屋さん。
というのを、大学の時に児玉教授から教わった。(お元気かしら、先生。)
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by bramble | 2006-06-17 04:57 | 読む
読書
週末に、出張レポートの続きをまとめようと思ったのに、疲れてぜんぜん書けなかった。
写真がいっぱいあるんだけれどなあ。

向こうに行っている間に買った本。

Brendan O'Carroll "The Chisellers", "The Granny"
Brendan O'Carrollはアイルランドのコメディアン。以前、彼の"The Mammy"を読んだらとても面白かったので、その続編を買った。
自身の母親と兄弟をモデルにしたと 思しきこのシリーズは、戦後のダブリンでろくでなしの夫を亡くしたAgnes Brownが6人もの子供を抱えて孤軍奮闘する物語だが、ユーモアたっぷりで息をつかせない。読み出したら止まらないのであった。
おかげで、"The Chisellers"は1.5日くらいであっという間に読んでしまったし、"The Granny"も帰りの飛行機の中で読み終えてしまった。

Anna McPartlin "Pack up the Moon"
これはMcPartlinの自らの体験に基づく小説で、デビュー作だという。
Emmaと彼女を取り囲む男女の物語。大切な人を失うということ。
その喪失感とその後の人生にどうやって立ち向かい、取り組むのか。
そんな試行錯誤を描いているけれど、変に感傷的にならないところがいい。
きっと、重いテーマをユーモアが救っているのだと思う。
(これも帰ってきてすぐ読み始めて、あっという間に読み終えてしまった。)

どれもこれもアイルランドの作家なのは、ダブリンの空港の書店で買ったから。(笑)
ベストセラーの棚もみたけどこれといって面白そうなものは目につかなかった。
ああ、映画のおかげでアイルランドのみならず、どこの空港の書店をのぞいてもダヴィンチ・コードのオンパレードだった。

昨日(正確にはもう一昨日か、土曜日の話)買った本。

井形慶子『運命をかえる言葉の力』
この類の本はあまり好きじゃないのだけれど、井形慶子のエッセイを以前読んでちょっと共感を覚えたので。

パウロ・コエーリョ『第五の山』
コエーリョの本は日本語と英語で何冊も読んだけれど、先日の『11分間』以外は読み終わっても自分でよかったのかどうか、ましてや感動したのかどうかよくわからなかったのだけれど、この本は読み始めからなかなか面白いと思う。
紀元前9世紀のイスラエル、預言者エリヤを主人公とした物語。

いや、コエーリョも『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』とか嫌いじゃないんだけれども、なんだかあまりすっきりしないところがあって。『アルケミスト』私は読んでどうしてもほかの人のように感動できなかったのだ。
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by bramble | 2006-06-12 06:33 | 読む
本と作家
成田で買ったスアド著『生きながら火に焼かれて』を飛行機の中で読み終えてしまった。
12時間近くかかるフライトだから、映画を観ても時間をもてあましてしまう。
ヨルダンなど一部の国の地方都市では、まだ「名誉の殺人」というものが存在している。
本の帯の「衝撃のノンフィクション!」などという煽り文句にはうんざりするが、こういった事実はもっともっと知られるべきだと思う。

ジュンパ・ラヒり『停電の夜に』はなかなか面白い短編集だった。

友人から米原万里の訃報を聞く。
好きな作家だっただけにショックだ。
まだ56歳。うんと長生きして、もっともっと書いてほしかった。
かわいがっていたネコたちは誰かにちゃんと引き取られたのだろうか。

E.M.FOrster "A Room with a View"は一度に数ページ読んでは寝てしまうので、遅々として進まない。でも読み終わってしまうと出張中の読み物に困るのでちょうどいいかも。

ブログに書きたいことはたくさんあるし、写真もたくさんあるのだけれど、時間がない。
出張に出ると夜または早朝に東京の仕事をして、昼間はこちらの仕事をするので寝不足だ。
今日はフランスでミーティングのあと移動して、現在、スイス。明日は客先とのミーティング、夕方ドイツに移動。
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by bramble | 2006-05-30 10:00 | 読む
本、いろいろ。
読んだもの:
アゴタ・クリストフ『悪童日記』
 友人おすすめの本。面白かった。徹底した感情の排除。
 続きが読みたいのに『二人の証拠』がどこに行っても品切れ。
ウルズラ・ヴェルフェル『灰色の畑と緑の畑』
 小学校の図書室で見かけていながら手に取ることのなかった本。
 (ナルニア国ものがたりもそうだけど、こういう本って多い。
 これからのお楽しみがまだまだあるということか。)
吉本ばなな『ひな菊の人生』
 この人といい、村上春樹といい、喪失感を描くのが好きだなと思う。
 現代のキーワードかなとも思う。
 そういえば、このふたりの作品はどちらも海外でも人気がある。
増村征夫『ハイキングで出会う花』ポケット図鑑
 大学のときから愛用している植物のポケット図鑑をどこかに
 しまいこんでしまっているので、買ってみた。
 ひと目で見分ける320種となっているのだけれど、半分くらいは
 高山植物なのでやっぱり人里の植物中心のものがほしい。
 家捜しせねば。

読んでいるもの、買ったけど未読のもの。
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by bramble | 2006-05-18 01:51 | 読む