カテゴリ:介護( 25 )
Beata Beatrix by Dante Gabriel Rossetti
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7月22日午前2時58分、母が他界しました。
21日の午後にいつものように父と病院を訪れたのですが、
それからどんどん具合が悪くなり、
あっという間でした。
病院にかけつけてくれた従兄と叔父、そして父と私の見守る中、
遠いところに行ってしまいました。

最期を見送ったのに、葬儀も終えたのに、未だに実感がありません。
入退院を繰り返したり、家にいても覚醒している時間が短かったりしたせいか、
母の「不在」に私が慣れてしまったのでしょうか。
まだどこかにちゃんといるような気がしてしまうのです。

人ごみが苦手になりました。
母の姿を探してしまうのです。
どこにも母が見当たらないのがとても悲しい。

御通夜や葬儀で多くの親戚や友人に久しぶりに会うことができました。
母が会わせてくれたのだと、感謝しています。
でも、一番会いたいのは、お母さん、あなたです。

父も私も元気です。
ごはんもちゃんと食べているし、TVを見たり、笑ったりもします。
でもやっぱり、ときどき、どうしようもなくさみしくて、悲しくて。
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by bramble | 2008-08-02 05:00 | 介護
心配。
母がまた体調をくずし今日入院しました。
午後3時すぎからずっと付き添っていたけれど、回復の兆しがみられません。
もしかしたらもしかしてしまうかも。
なんかくじけそうですが、くじけないで頑張ります。
今日はとりあえず帰宅しましたが、明日はどうなるか。。。
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by bramble | 2008-07-13 23:10 | 介護
母の退院
今日、母の病状について病院で説明を受けてきた。
脱水になりやすいのは軽度の腎性尿崩症だからということが判明。
尿というのは体内で不要になったものを外に排出する働きがあるのだけれど、体内で腎臓がろ過する水分というのは1日1,500リットルくらいなんだそうです。
ADHというホルモンのおかげでろ過した水分の99%はまた体内に戻るのだけれど、このADHがちゃんと分泌されていなかったり、ADHが十分あっても腎臓がそれに反応しなかったりすると必要な水分や水分に溶け込んでいる体内の電解質まで外にでてしまう、それが尿崩らしい。
母の場合は後者で、部分的に機能していないためにすぐに必要なものまで外にでちゃって脱水。

これを解決するには肩というか胸のあたりにポートを作って自宅でも点滴できるようにすることが必要だそうで、この脱水以外は現在状態は良好なのでポートさえ作ればすぐにでも退院できますよ、とのこと。
来週その手術(30分くらいで終わる簡単なもの、らしい)、ヘルパーさんの手配やら、点滴するための指導を受けたりなどいろいろあるので実際の退院は再来週あたりかなあ。

お医者さんは「胃ろうより管理は簡単」というけれど、参考にと渡してもらったマニュアルみたらば全然簡単じゃなさそう・・・(泣)

胃ろうから栄養をいれるとか、点滴とか、こういうのは医療行為にあたるので、医師や看護師、または家族以外はできないことになっている。
つまり、ヘルパーさんじゃダメってこと。
私が1日家にいる専業主婦ならいいけど、朝仕事にでかけて夜帰ってくるのにどうやって管理したらいいんだろう…?というのが目下の最大の課題。
病院みたいに手がたくさんある場合はいいけど、家庭じゃそうはいかないのだ。
父もできるだけのことはすると言ってくれているのだけれど、どこまでやれるのかは実際にやってみないとわからない。
父だって認知症の一歩手前というか、まだらボケっぽいし、母の体位変換だって理解してもらうのに大変だったと思うと非常に心配。

母が退院してくれば、今までののんびりした、というか普通の生活はできなくなる。
夜寝てから最低2回は起きなくてはならず(つまり2~3時間以上連続して睡眠がとれない)、胃ろうを始めてからは7時起床だったのが6時起床になってしまった。
これに点滴が加わって、いったいどういうことになるのやら・・・

寝て起きて寝て起きて、介護して朝食を用意して会社に行って、帰って来て夕食用意して、介護して、寝て、またすぐ起きて・・・という暮らしが戻ってくる。
母が家に帰ってこられるのはうれしいけれど、正直なところまたあのハードな生活になるのかと思うとかなり気が重い。
残業もできなくなるし、出張もますます行きにくくなるし。
自分の時間が限りなく0に近くなり、睡眠がまともにとれなくなり(介護に週末の休みはナイ)、思ったように仕事ができないのもものすごくプレッシャー。

もうお金がかかっても、なんとかときどき休養できるようにしないともたないだろうなあと思う。
ああ、お金が欲しいよう・・・なんて情け無いことを思ってしまう。
お金がたくさんあれば介護保険外のヘルパーさんとか、施設とか、いろいろ解決できるのに。
ドリームジャンボもつい、買ってしまった。(笑)
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by bramble | 2008-06-07 02:18 | 介護
この週末は
ずっとずっと寝ておりました。
もちろん早朝から深夜まで母の世話とか食事とか洗濯とかいろいろありますが、合間、合間の1時間くらいにベッドに戻ってうつらうつら・・・
なんだかもうだるくてだるくて。

からだじゅう、凝ってしまってばきばき、めきめきって音がしそう。(^^;)
なんとなく喉も痛いので、これは風邪の前兆?
今日マッサージに行ってきましたが、全然足りなくて、あと3時間くらいやって欲しいなあなんて思っちゃった。(笑)

熱い紅茶でも飲んで、寝ようかな。
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by bramble | 2008-04-20 22:33 | 介護
おかえりなさい。
母が今日退院してきました。
私にとっては睡眠不足の日々が再び始まります。
それでも、ちょっと元気になった母の顔をみるとやっぱりうれしい。
こんどこそは体調が安定するといいな・・・
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by bramble | 2008-04-16 22:41 | 介護
三歩進んで
二歩下がる。

母は明日また入院します。
せっかく胃ろうをつくっても、胃がちゃんと動いてくれないと栄養はとれません。
困った・・・
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by bramble | 2008-03-31 21:37 | 介護
どうなってしまうのだろう・・・
年度末決算で忙しいのでこんなことしている場合じゃないのだけれど、どうしても気になっていることについて書いてしまおうと思う。

東京新聞の記事。
こういうのを読むとますます暗澹とした気持ちになる。
訪問介護 事業所の減少 鮮明に 規制強化や給付抑制響く

政府は「療養や介護は自宅で」という方針で進んでいるくせに、受け皿のことを全然考えてない。
昨日もケアマネさんといろいろ話をしていて、規制強化がどんどん進んで、つぶれてしまう事業所も本当に多いという話を聞いた。じゃあ、公共の施設をどんどん増やすかといえば全然そんな動きもない。
母の場合には身体介助だけれど、生活介助の場合には、「家族と同居の場合にはできない」「家族と共有のもの(特に掃除など)しない」というサービスになってしまっていて、介護保険本来の「介護する家族を助ける」という目的が忘れられてしまっているのではというケースも多いらしい。(この手の話は介護に関するサイトでもよく話題になっている。)
私の居住区は大丈夫だけれど、お隣の(ケアマネさんの事業所の所在する)区では、独自の制度があって、福祉用具のレンタル(これも介護保険だと自己負担は1割)にあたって、必ず医師の意見書が必要だとのこと。みてもらっている病院が小さな個人病院ならさほど問題はないけれど、例えば慶応病院のような大病院になるとわざわざ頼んで医師に意見書を書いてもらうなんて普通ではまず無理。悩んだ挙句ケアマネさんはひとめで詳細がわかり、かつ、医師は1ヶ所に署名だけすればOKという用紙を作り、診察時にお医者さんに説明して署名をもらうというかたちでなんとか乗り切ったとか。本来介護保険制度にはない制限を加えて、いったい某区は何をするつもりなのか?
韓国でも介護保険制度がスタートしたという話、日本の「失敗」を手本によりよい制度をと検討したという話など。(日本のはすでに「失敗」として認識されてるんですね~)
この調子ではいずれ介護保険制度そのものが崩壊してしまうのでは、とケアマネさんも心配していた。
私たちが介護が必要な年齢になった頃には野垂れ死にだったりして~と洒落にならない笑い話(笑ってる場合じゃない)になってしまう。

2006年の介護保険制度の改革(改悪じゃないのかと思ってしまう・・・)の問題点。
http://2006.kaigoo.com/025ueiiuiae_aiue/

先日、TVで日本医師会の意見広告を観た。介護ではなくて長期療養の話ではあるけれど、介護と似ていてショックだった。
(CMはここで観ることができます。)

~~~
などと、制度や運用についてはものすごく不満も不安もあるけれど、一方で私が接する現場の人たちはみんなあまりにいい人ばかりで(在宅看護の担当医はちょっと除外/笑)、ありがたいし頭が下がる。
昨日の母の退院も、前回の介護タクシーさんはちょうど研修が入っていてだめだったのだけれど、同じ協会の業者にいろいろ問い合わせて、最初は「やっぱり見つかりませんでした」と言っていたのに、しばらくして「1件みつけました!」とわざわざ探して連絡してくれたのだった。
(最初は介護タクシー協会に問い合わせてみてくださいね、なんて言っていたのに・・・なんて親切。)
病院の看護師さんたちもみんな親切で、忙しい中胃ろうの指導をなんどもいやがらずにしてくれたし、母にはいつもやさしく接してくれた。胃ろうの担当医もいろいろ教えてくれ、かつわからないことはいつでも聞いてくださいと言ってくれた。医師も看護師も、がんばってくださいね、なにかあったらいつでも電話してくださいねと励ましてくれた・・・
入院中担当だった看護師さんは、胃ろうから栄養や薬を注入する方法、管理、栄養剤の作りかた等々、細かいところを母の状態に合わせた手作りのマニュアルを作成してくれたし。
ケアマネさんはこちらからお願いしなくちゃいけないのに自らいろいろ考えたり私の悩みを察して提案やリサーチをしてくれる。毎日通ってくれるヘルパーさんたちにしても、いつも笑顔で介助してくれて、この人たちなくして我が家の生活はなりたたない。
一番最初、介護なんて右も左もわからなくておろおろしていた私の話をじっくりきいて、一緒になって涙しつつ、今の素敵なケアマネさんを探してきてくれた、地域包括センターの担当の人。(もっとお礼をいいたかったのに、先月急にご家族の事情で退職なさったとか。昨日ケアマネさんから聞いて知った。)
それまで、独り暮しで自分ひとりのことだけ考えればいいという生活から急に両親と同居して介護という別世界に突入して、苦しいこともいっぱいだけれど、人間自分ひとりで生きているんじゃないんだなあと改めて感謝の気持ちも持つようになった。
みんなみんな、ありがとう。
これからも頼りにするばかりだけれど、いつか、私も誰かの役に立てたらいいなあ。

東京新聞の記事全文。
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by bramble | 2008-03-26 15:52 | 介護
春眠暁を覚えず
・・・というのがなくても眠い。

今まで、母の介護のためには7時に起床、母の尿量チェック(カテーテルが入ってるので)、自分の身支度、母の食事、父の朝食の支度(これはタイマーで炊いておいたご飯をおひつに移すだけ、余裕があればお味噌汁作りもプラス)、で8時には母の食事まで終わらせて8時半にヘルパーさんに引継ぎ、だったのだけれど、胃ろうになったら時間がものすごくかかる。今まで食事に30分もかからなかったのが慣れないせいもあるのだろうけれど1時間以上。

6時半に起床、胃ろうで注入するための薬の準備(錠剤をお湯で溶かしたりしなくちゃならない)、自分の身支度、尿量チェック、胃ろうから注入するための栄養剤の準備(前日栄養剤+水を寒天で固めておいたものをお湯を沸かして湯煎にして温める)、栄養注入(最初に薬を注入してから、次に大きなシリンジで寒天を吸い上げて50ccを1分かけて注入、これを600cc分)、使った器具の洗浄、父の朝食、なんてやってたらば8時10分くらいになってしまった。
明日は6時に起きるか・・・

ちなみに、昨夜は23:30に就寝、2:30と5:30に起きて母の体位変換。
(職場で大あくびの連発)

昨日は母の退院だったので、1日仕事を休んで、病院に介護タクシーを使って迎えにいったり、入院先から持ち帰ったものを整頓したり、新しくもらってきた器具&栄養剤を片付けたり(しまい場所がない・・・)したのだけれど、お昼からヘルパーさんにもまた来てもらって、久しぶりに介護生活再開ということでケアマネさんも来てくれた。

介護110というサイトやmixiの介護関連のコミュニティでいろんな悩みやいろんな介護のようすについて読むのだけれど、私はケアマネさんもヘルパーさんも病院の看護師さんも、本当にいいひとばかりに当たってラッキーだなあと思う。
こういうひとたちの助けがなかったらとても自宅介護なんてやって行けない。

ケアマネさんに「大変ですよね~3足のわらじですもんね~」といわれて、そういえば私の役割って2人分じゃなくて3人分だなあと改めて思った。
仕事、家事、介護。
このうち2つだけだったらやっているひとも多いし、私も無理なくこなせる(と思う)。
でも3つというのはやっぱりちょっとキツイな~。

有能にしてとことん親切なケアマネさん、私がお願いする前からすでに母を土日に預かってくれるデイケアの施設をチェックしてくれていた!まずは外出許可がでる程度に母の体調がよくなってくれることが前提だけれど、土曜か日曜のどちらか、半日(朝から夕方まで6~8時間程度)介護から解放されたらものすごく楽。まずまとめて睡眠がとれる!時間をきにせず外出できる!
ということで、早くそこまでたどり着きたいなとちょっと楽しみな気分になっている。
(それまで倒れないようにがんばらなくちゃ・・・)

ちなみになぜ「父の」朝食かといえば、私自身は朝ごはんを食べてる時間がないのだった・・・
(T_T) きゅ~ぐるぐる。(一応、ミニッツメイドの「朝バナナ」を飲んできたけど。)
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by bramble | 2008-03-26 10:29 | 介護
日々
火曜日に母が退院の予定。
また残業できない&夜眠れない日々が戻ってくる。

母の入院中はちょっとしたお休みみたいなものだったかな・・・とよくよく考えてみたけれど、いくぶんノーマルな生活(残業しても大丈夫&夜就寝して朝まで寝られる)に戻っただけで、週末も祝日も、病院に行って指導を受けたり(胃ろうから栄養剤や薬を注入したり、栄養剤を固形化する方法など)、両親の住んでいた家の荷物の引越しをしたり、残った家財道具を処理したり、休みが全然休みになっていなかったのだった。

どおりで疲れがたまって仕方が無いはずだ。。。
今日もマッサージに行ったけれど、揉みほぐして、ほぐれたところから疲れがどっと出てきたところで終わってしまった。(1時間20分でも全然たりない・・・)

明日は残業して仕事を片付けて、明後日は休みをとって母の退院手続き、そしてまたやってくるヘルパーさんたちと挨拶&打ち合わせ。0時、3時、6時に起きる生活がまた始まる。
(頭痛いよ~、ひょっとして喉も怪しい。また風邪か?)

春なのに、なのか、春だから、なのかわからないけれど、憂鬱。
せめて、胃ろうのおかげで母の体調が安定してくれればと思う。

家のことも仕事のことも大変だったり心配なことがあったり、心の休まるときがない。
また本やマンガやゲームにときどき逃げ込んで、乗り切ろう。
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by bramble | 2008-03-23 20:53 | 介護
ぼ~っと...
気がついたら3月。
母が入院しているおかげで、このところ1日7~9時間の睡眠をとれている。
(できることなら、会社を休んで丸1日寝ていたいけど。)

母は検査の結果、胃ろう(PEG)を造設しても大丈夫とのことになり、土曜日に手術の予定。
手術といっても胃とおなかにピアスをするようなものなので、局所麻酔で10分位で終わるらしい。
そのあと、2~3日して傷がおさまってから胃ろうから水分や栄養分を摂取する「訓練」が始まる。
これはこれで問題が無いわけではないけれど、とれあえず今までよりは確実に栄養や水分を取らせることができるようになるし、それは母の状態の安定にもつながるのでよしとしよう。

母が入院している間に自分の健康状態を立て直さねば。
どうも薬で無理やり押さえつけたせいかなかなか風邪が治りきらない。
今までの疲労の蓄積もあってか、頭の中におがくずが詰まったみたいにぼ~っとしている。
仕事も多少残業ができるのはありがたいし、家に帰っても休めるのはありがたい。
朝ご飯を作ったり食べたりする余裕もできた。
(今までは父のためにご飯をたくけど、自分は自宅で朝食を食べることすらできなかった。)
家にいる限り2、3時間ごとに30分程度の作業をしつづけなくてはならず絶対に休みも無しというのがいかに過酷な生活なのか、あらためて思い知らされたような感じ。
そこからしばし解放されたせいか、気が抜けたみたいにぼーっとしちゃて、ブログもなにもかも放りっぱなし。(メールの返事を待たせている友人がいったい何人いることやら。申し訳ない。)

介護って本当に大変。

どんなに頑張っても絶対後悔するし、自分を責めたくなることだってあるし、孤独になるし、回りがどんなに励ましてくれても結局だれにも代わってはもらえないし、肉体的・精神的にとても疲れるし、育児と違って終わりがない(というか、いつ終わるのか見当もつかない。数ヶ月なのか、数年なのか、10年以上なのか。)
mixiなどで同じように介護をしている家族の愚痴を読んだりするけれど、私はまだ楽な方だと思ったり、でもそれは「比較して」の話であって、やっぱり母が入院でもしない限り毎日毎日2時間半以上まとめて睡眠を取れないというのは過酷だ。週末すら休みではない。(仕事に行かなくていいとうだけで。)自分の自由になる時間がほとんどないという状況がいったい何年間続くのかなんて考えてしまったら気が狂いそうになるので目先のことしか考えない。

それでも会社に来る間は何もしなくていい(介護に関しては)というのは大きな逃げ場になっていると思う。仕事に行かず介護に専念できたらと思う一方で、この気分転換があるからこそ、恒常的な睡眠不足にも自分の時間がないのにもなんとか耐えていられるのかと思う。

読書やゲーム(結局PSPで「お絵かきロジック」が一番)に没頭、すなわち現実逃避する毎日。


・・・なんて、ちょっとした生存証明でした。
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by bramble | 2008-03-05 11:14 | 介護