昔の写真シリーズ。
ハラホリン、と言われても???と思う人がほとんどではないでしょうか。 日本ではカラコルムの方が通りが良いかも。(世界史をちょっと思い出したりして?) Wikipediaによると、カラコルムは黒い砂礫、という意味なんだそうな。 現在はモンゴル語でハラホリンと呼ばれています。 モンゴル出張の際、首都Ulaanbaatar(ウランバートル)から片道8時間の現場(鉱山)に行き、帰りは「ちょっと寄り道するから」と言われて、ハラホリンまで。(スタッフの親戚がこのそばに住んでいるらしい。) で、この「ちょっと」の寄り道というのが+4時間、つまり帰りは12時間かかったという、いかにもモンゴルらしい話です。(笑) 手前の黄色い円筒はたしかマニ車だったと思う。 1度回すと10回(いや100回だったかな?)お経を唱えたと同じご利益があるというもの。 ここで生まれて初めて五体投地をする人を見ました。 なにしろ乾燥していて砂漠ならぬ土漠、からだ中埃で真っ白になります。 見ていてなんというか神妙な気持ちになりました。 はっとするような鮮やかな色彩。 (クリックすると大きい画像が表示されます。) 寺院の敷地内にあった看板。 大雑把な訳は 「1770年、この場所にTSOGCHIN寺が建立され、ラマ僧が170年間休まずに経文を読み続けました。1940年代にこの寺は破壊されてしまいましたが、私たちはまた以前のような寺を建てたいと思っています。 このプロジェクトのために、みなさんの助けが必要です。 援助してくださった方にはお礼としてお名前を大きな石の壁に刻み、建てた寺の入り口の横の壁として記念に残したいと思います。 どうぞゲル(モンゴル式のテント)の中で現金を寄付するか、トグルク(モンゴルの通貨)か米ドルをウランバートルのGolomt銀行に振り込んでください。またはこの町の銀行の口座に寄付いただくこともできます(※銀行名や口座番号が実際に書かれています。)」 あれから5年以上経ったけれど、お寺の再建に必要なお金は果たしてどのくらい集まったのでしょうか。 おまけの2枚。 ハラホリンのそばの小さな村(そばっていってもいったい何十キロ離れていたことやら)で、現地スタッフが是非この子たちと一緒に写真を!と撮ってくれたもの。 お姉ちゃんと弟かな。 かわいいねえ~♪
by bramble
| 2008-02-18 22:47
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