ガース・ニクスの古王国記III『アブホーセン 聖賢の絆』を読み終える。
すでに同じシリーズの『サブリエル 冥界の扉』『ライラエル 氷の迷宮』を読み終えていて、このシリーズ最終作が楽しみでしかたなかった。 この世界の壁の向こうにある古王国。その古びて薄暗い雰囲気、冥界とネクロマンサー、そしてきらめくチャーター文字を操るチャーター魔術。死霊を操るさまざまなベル(その音の力によってそれぞれランナ、モスラエル、木部巣、ダーリム、ベルガール、サラネス、アスタラエルと名前が付いている)、空を飛ぶペーパーウィングといったものが醸し出す雰囲気がたまらない。 登場人物もそれぞれ味わいがあって、私は「不評の犬」が一番好きだった。 私が読んだのは主婦の友社の文庫版だけれど、表紙の絵がまたなんともいい。 ガース・ニクス 古王国記シリーズ
by bramble
| 2007-04-30 01:20
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