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読書記録
** 読了 **

新潮文庫文豪ナビ『夏目漱石』
「先生ったら、超弩級のロマンティストなのね」なんていうふざけているとしか思えないようなサブタイトルのついた本。でも、わかりやすくて面白い。
漱石といえば『坊ちゃん』『我輩は猫である』くらいしか読んでいない私。名作といわれる日本の文学作品についてはほんとに読んでいないものが多くて情けない。(昔から翻訳物ばっかり読んでいたので。)
こういう解説本は馬鹿にしていたのだけれど、なかなかどうして。
これを読んでいろんな作品を読んでみたくなった。

ガース・ニクス『古王国記I サブリエル 冥界の扉』(上)(下)
ファンタジー。これは久々の大ヒット。面白かった。一気に読んでしまった。

** これから **
ローラ・チャイルズ『お茶と探偵 (1) ダージリンは死を招く』
クッキー屋の女性を主人公にしたジョアン・フルークのコージー・ミステリーにすっかりはまってしまったのはいいけれど、7巻以降が待てどくらせど出てこない。
ということでちょっと浮気。(笑)

王雲海『「権力社会」中国と「文化社会」日本』
中国という国に対する私の思いはかなり複雑である。
個人的に知り合った中国の人はいい人が多かったし、会社には中国人の友だちもいるけれど、そうした人とは別に、国(国家と言ったほうがいいのか)のあからさまな反日はあまりに一方すぎるし国民感情を政治に利用しているようにしかみえないのがことのほか腹立たしいものがある。
ついでに言えば中国の会社と取引をしたことがあるけれど、そのやり方がどうしても私は好きになれなかった。最近の展示会で中国製品の進出が目立つけれど、日本製品を丸ごとコピーしたものを恥ずかしげもなく売り込むやり口にもうんざり。
こういうもやもやをちょっとでも解き明かしたいという気持ちになって買った本。
by bramble | 2006-08-01 00:41 | 読む
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