先週1週間、残業が多かったせいか、寝不足だったせいか、週末はもうぐったりという形容詞がぴったりなくらい疲れてしまった。
(それなのに元気良くお散歩なんかしちゃったのだけれど、その後がもう辛くて辛くて...) 今日は天気がいいのに1日家にいて、洗濯なんかしてあとはだらだらと過ごした。もったいない?でも、会社勤めしていると、なにもしないのって最高の贅沢だ。 夕方買い物に出て(そして一番買いたかった強力粉をしっかり買い忘れて)、ふらりと寄った本屋でパウロ・コエーリョの『11分間』を買った。 なんでこの本を買ったんだろう。 パウロ・コエーリョは何冊も読んだけれど、いつもわかったようなわからないような…結局なんにもわかっちゃいない、のかもしれない。私は。『アルケミスト』は知り合いが絶賛していたのだけれど、私にはよくわからなかった。 (私にはどこか欠けてるところがあるのかもしれないと思った。) 『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』はちょっと面白いと思ったけれど、やっぱり何かがわかったわけじゃない。 『悪魔とプリン嬢』もそう。 "Veronika Decides to Die"(邦題『ヴェロニカは死ぬことにした』)にしても、英語だからなんとなく読んでしまったけれど、後に残ったものってなんだろう? そんなことを思いながらもやっぱり買って読もうと思うとするあたり、私はやっぱりどうにかしちゃってるのかもしれない。 以下、金曜日の衝動買い。 ・ジル・チャーチル『闇を見つめて』 世界大恐慌の頃のアメリカを舞台にしたロバートとリリーの兄妹のミステリーシリーズ。軽く読めるので、第3弾をつい。 (そしてあっという間に読んでしまった。) ・小川洋子『博士の愛した数式』 この本が話題になったのはかなり前のことだけれど、映画化されたから改めて読む気になった、訳でもない。 衝動買いなのであまり買ったことに理由も意味もない。 小川洋子といえば『やさしい訴え』とか『薬指の標本』とか。 彼女の作品に流れる独特の雰囲気は最初はきらいではなかったけれど、だんだんその不気味さが気になってきて... なんて思うのになんで買ったんだろう? ・ダライ・ラマ『ダライ・ラマ自伝』 今回買った中で一番訳のわからない本。(ダライ・ラマの自伝がわけがわからないんじゃなくて、買った私の気持ちがわからないということ。) 以前よく読んでいたブログBudapest and the restでときどきダライ・ラマの名前を目にしていたせいかもしれない。 このブログは書いている人が2005年12月に止めます宣言をしてから更新されることはないけれど、なかなか面白いブログだった。 私はkurtos kalacsというハンガリーのお菓子を検索しててたまたま見つけたのだけれど。(もう随分まえのことだ。)
by bramble
| 2006-04-10 00:20
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