マエストロのお仕事もっと。
Amadiのガラス細工にすっかり心奪われてしまった私。
豆を買い、ウサギを買い、その後で心行くまで作品を眺めた後に、写真を撮ってもいいですか?とお願いしたらば"Si, si!"と快く許可してくれました。両腕のジェスチャー付きで。

悲しいかな、ちょっと薄暗い店内はバックが赤系統で光も白熱灯、あまり時間をかけないで撮ろうとあせったのも手伝ってか、あまり綺麗に撮れませんでした。(がっかり。)
それでも雰囲気は伝わるかしらとご紹介。

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うさぎ。お尻がかわいい。ふっふっふ。

※ところで、maestroマエストロってドイツ語のmeisterマイスターと同じ意味ではないのかなあ?(ドイツ語だと親方って意味もある。職人さんの中ではトップの位置づけ、のはず。)
ネットで検索するとどうしても名指揮者のことである、というのしかでてこないんですもん。
手元の伊英・英伊だとmaestro = masterになってるんですが。ま、いいか。
ここでのマエストロっていうのは最高の職人に対する私の敬称だと思ってくださいませ。



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あんよが黄色いコサギ。冠羽がかわいい。
少しずつポーズが違うのはまるでフィルムのコマ送りのようです。左の黒い頭はoyster catcherことミヤコドリ。(伊勢物語の「あれなむ都鳥」のミヤコドリはユリカモメで全くの別物でございます。「名にし負はばいざこと問はむ...」というあれね。)

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うしろにいるのはヘラサギ(嘴がヘラみたいでしょ?英語だと white spoonbill)、手前左は...なんだっけ?チドリかサギの仲間だったような。(後で調べます。→チドリ目シギ科のキョウジョシギでした。)右はpuffin、イギリスのPenguin booksの子ども向けシリーズがPuffin booksといってこの鳥をシンボルに使ってます。日本だと北海道にエトピリかという種類がいます。右端のお尻だけ黒い羽根なのはコウノトリでしょう。
Veneziaは海の都市だし、こうした鳥を間近に見ることはできるでしょうけれども、それをガラスで再現してしまうmaestroには脱帽です。
もうひとつ、特筆すべきはこれらの鳥がどれも自分の足で経っているということ!華奢な足には特に支えが付いているわけでもなく、一瞬の作業が勝負でやり直しのきかないガラス細工であるのに、自然と同様のバランスまでもが再現されているのですね。細くて長い足に重い(なにしろガラスです)本体が付いているのに...すごいです。

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Frutta di mare 海の幸の数々。
透き通るようなエビ、シャコ、ウナギ、ヒラメ(いや、カレイか?)、貝...もともと漁村なのでVeneziaの魚介はほんと、おいしいです。イタリアはシャコとかタコ、イカも食べますからね。
目つきが芸術品を観るというよりは食欲大魔王の目つきになってしまいます。(笑)


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昆虫。大人になってから、カマキリ以外のほとんどの昆虫は恐怖の対象となってしまっているのですが(TVで観るくらいは平気だけど)、この精巧さはどうしてもお見せしたい!
…という気持ちの逸りなのか、無意識にびびっていたのか(笑)、はたまた単なるヘタクソなのかは不明ですがピンボケです。
カマキリ、バッタ、ナナフシの繊細な足、触角。
よくもまあ、パリッと壊れてしまわないものだと思います。
今にも動き出しそうな虫たち。

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赤いケシ、マーガレット、名前はわからないけれど黄色い花。実物の色はもっともっと美しいのですが、残念ながら明かりのせいで色が飛んでしまいました。
両脇にさりげなく鎮座ましましているコガネムシもまた本物そっくりの見事なつくりで...ぶるぶる。(>_<)

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もっとこぶりの、スミレ、クローバーの葉、白いのはなんでしょう。(よく見てこなかった。)スミレの前上の黄色いのはクロッカスかサフランの花の部分。左上にはブラックベリー(黒いキイチゴ)、真上は黒っぽく熟したプラム、左は多分赤いトウガラシ。その横のトカゲはちょっと不気味。私、爬虫類は大丈夫なんですが、この色と光り具合が両生類みたいで。。。あ、もしかしたらヤモリ(両生類)?
クロッカスらしきものの横にいるのは…緑のは多分アゲハの幼虫だと思うんですけれど、写真見てても(ぎゃああああ)と思ってしまいますです。その上の赤いのはなんだかわからないけれどもご同類ですねえ。(ゾクゾク。)右の方にもなにやら虫が。おまけに、右端の蛇みたいのはどう考えてもヒル。Maestroの自然を愛する気持ちもここまでくると私の愛情の範疇を大幅に超えてというかはみ出してます。ううう。

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気を取り直して、繊細な花のアップなど。(げ、左上にイモイモしたのが...)
スミレも欲しかったけれども、なんだか自分で壊してしまいそうなのが怖くてあきらめました。

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グースベリーってご存知でしょうか。黄緑に縞々の美しい、半透明なベリーです。私は子どもの頃に北海道の叔母の家の庭でこれに出会い(もちろん食べた)、それ以来大好きな果物です。滅多なことではお目にかかれないんですが。
そのグースベリーの美しさをここまで写し取ることができるなんて!というのがこれ。
右上と右横はプラムの一種だと思うのですが、種類は不明。
(というより私が知らないだけ。)
しかしどうしてここにハエが...(笑)
(よくできてるんだな、このハエがまた。)

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フサスグリ、白いのと赤いのと。ガラスの透明感がこのスグリの実にぴったりで、なんとも。
左上にさりげなく散らされた葉も美しい。(もちろんガラス。)
(ああ、あの綺麗な色を写真でお見せできないのが残念!)

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さくらんぼも色が飛んでしまって残念。つややかな赤、そして繊細な軸。
果物と花と一緒にいろんなイキモノがディスプレイされていて、素晴らしいと思いつつもどうしてもこう、凝視できない何かが。(^^;)

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これが野菜だ!豆だ!
ということで、私がエンドウと白くて小さいインゲンを買ったあとなのでちょっとさびしくなってますが、野菜いろいろです。
緑のサヤインゲン、思わず茹でたくなるような新鮮さ!(笑)

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ちょっとボケてますが、うずら豆のアップ。
模様といい、かたちといい、見事です。
小さいお豆は鞘と豆がセットですが、このうずら豆はばら売り。
開いた鞘もありますが、閉じた鞘は中に間違いなく豆が入っているなあというふくらみがあって、ああ、見てるとやっぱり欲しくなってしまいます。(豆を愛でてどうするのだ?とは思うけど。)


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キノコ!
茶色いのはシメジに似てます。黄色いのは…輸入食品店で見かけた記憶があるんですが、名前を覚えてません。
でもここにも...ナメクジが。
確かに、キノコはナメクジの好物みたいですけれど。

ここの作品ついて、ネット上で写真を見つけました。
Vagabondando per Venezia 2
イタリア語なので何が書いてあるのかはさっぱり、なんですが、真ん中あたりにこのお店の名前I vetri a lume di Amadiと写真2枚が出ています。(写真はクリックすると少し大きめの画像が表示されます。)実はここに出ているような茶色のうさぎも2羽、お持ち帰りしてしまいました。このうさぎ1羽と例のうずら豆1個はなんと同じ値段なのです!
片方は観光土産、片方は芸術作品ってことなんでしょうか。
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by bramble | 2005-11-20 14:05 | 旅する
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