美唄への旅(4日目)
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父が12、13歳頃から31歳くらいまでをすごした美唄を訪ねました。



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美唄駅到着。
父が昔働いていた三菱美唄炭鉱は山の奥、バスは途中までしか行っていないし徒歩では無理なので、地元のタクシーの運転手さんに要所要所で止まりながら一番奥の方まで行ってもらうことに。

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美唄は炭鉱で栄えた町でしたが、昭和40年代に次々と炭鉱が閉山。
ここは三菱鉱業美唄鉄道線(廃線)の始発駅、東明駅跡。

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中には入れませんが、改札の名残りが。

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駅の裏には蒸気機関車が展示されています。

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鉄道跡、ホーム跡。
鉄道の脇にはサイクリング・ロードがあります。
サイクリング・ロードをたどってかなり奥まで行けるようですが、今回はタクシーで。

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アルテ・ピアッツァ。旧栄小学校跡を彫刻家・安田侃のギャラリーにしたもの。

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木造の校舎とそれを取り囲む木々がなんとも心地よい雰囲気を作り出しています。

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我路ファミリー公園(キャンプ場)。
ここに三菱美唄記念館という小さい資料館があります。
今日は休館日でもないのに誰もいなくて鍵がかかっていました。
中が見られなくて残念。

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記念館の壁にいたカナヘビ?トカゲ?
尻尾の水色がきれいでした。
(※あとで調べたらニホントカゲと判明。幼体はこういう美しい青い尻尾なのだそうです。)

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昔の常盤台。今は炭鉱メモリアル森林公園になっています。
後ろはたぶん原炭ポケット。

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縦坑櫓。
父によると手前が石炭、奥が人を扱っていたのだそうです。
どちらも巨大なエレベーターのようなもので、100m位下に降りて、そこからまた横に坑道が広がっているのだとか。

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昔の様子。(美唄の郷土資料館にあった写真。)
昔といってもすでに閉山した後と思われます。
周りが草ぼうぼうでほかの施設などが見当らないので。
2枚下の写真と比べると「ほかの施設」の意味がわかるかと思います。

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開閉所。今は中には何もなく、ガラス窓に昔の写真や説明が貼られていますが、それも日にさらされてすっかり読めなくなっていました。
昔はここに配電盤があって、父の仕事は送られてきた電気をそれぞれどこにどれだけ送るか、という作業をしていたそうです。
開閉所の二階の窓際が父の定位置だったそう。
1階には休息場所などがあったのだとか。

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最盛期の常盤台の様子。
これは開閉所のすぐよこの案内板にあった写真。
この写真だと鉄道や各種施設が多くてどこに縦坑櫓があるのかわかりにくいのですが、真ん中の白い四角い建物の左の方にあります。

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現在こうした炭鉱施設群は「空知地域に残る炭鉱関連施設群」として北海道遺産に選定されているそうです。
(美唄駅にあった「びばい案内MAP」より。)
かつ、経済産業省によって「近代化産業遺産」にもなっているようですね。

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昔の炭鉱の様子。(美唄郷土資料館の展示より。)
明治、大正時代には手で掘っていた石炭も、昭和になると電気のドリルなど機械で掘っていたそうです。
電気関連の仕事に就いていた父は、こうした電気器具が壊れると、現場(つまり坑道内)まで行って修理しなくてはならなかったのだと言っています。

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現在の美唄駅。

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以前はこんな駅でした。
(駅構内に飾られていた絵です。)

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昔あった多くの町も今は姿を消し、鉄道も残っていないので現在どのようになっているのかネットで調べてもなかなか詳細がわかりませんでした。
そんな中、鉄道ファンで廃線に興味を持っていらっしゃる方々の美唄鉄道の跡をたずねたホームページやブログの記事が非常に役に立ちました。こんなところで言うのもなんですが、お礼を申し上げたいです。
事前にサイクリングロードがどのあたりまであるのか、勾配はどうなのかなどがわからず、父が80歳の老人であることも考え、タクシーにしましたが正解でした。
(自分で運転できればもっと細かく見てまわれるのでしょうけれど、なにしろ免許なしなので。)
特に地図がほんとにどこにもありません。
一番まともなのは美唄駅に置かれていた「びばい案内MAP」。
でも、これにもサイクリングロードがどこまでなのかは載っていませんでした。
(あとで美唄市街地の書店で地図を探しましたが、かろうじてあったのは岩見沢市の地図に美唄も記載されているというもので、美唄の市街地は載っているものの、山に入る方の道の途中までで見事に途切れてました。なんか寂しい...)

昔の三菱美唄炭鉱の様子を伝える写真があるサイト。
今回の美唄旅行のために参考にしたサイトのひとつです。
三菱美唄の風景
下記のサイトも参考にさせてもらいました。
三菱鉱業美唄鉄道
三菱美唄炭鉱と三井美唄炭鉱第2坑
北の炭都へ 美唄炭鉱編 1
三井美唄炭鉱・三菱美唄炭鉱と美唄鉄道
三菱鉱業美唄鉄道
炭鉱メモリアル森林公園(美唄市ホームページ)
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by bramble | 2009-08-26 22:29 | 旅する
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